顎関節症

    その「あごの違和感」、一人で抱え込まないでください。

    月島(中央区佃)の歯医者、佃2丁目歯科の、顎関節症

    「口を開ける時に、カクッと音がして気になっている」
    「朝起きると、あごの周りが重だるくて食欲がわかない」
    「大きく口を開けられず、大好きだったハンバーガーや大きな料理を避けている」

    顎関節症(がくかんせつしょう)は、命に関わる病気ではありません。
    しかし、毎日繰り返される「食べる」「話す」「笑う」という当たり前の動作に制限がかかることは、人生の質(QOL)を大きく損なう辛い問題です。

    佃2丁目歯科では、単にあごの関節だけを診るのではなく、あなたの毎日の生活習慣や噛み合わせのバランスなど、根本的な原因に目を向け、無理のない改善を目指します。

     

    顎関節症とは? 現代人が抱えやすい「多因子」の悩み

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    かつて、顎関節症の主な原因は「噛み合わせの悪さ」だけだと考えられていました。
    しかし現在では、多くの要因が積み重なり、その方の持つ「耐久力(許容範囲)」を超えた時に発症するという「多因子累積理論」が一般的となっています。

    特に現代社会特有の要因が、知らず知らずのうちにあごへの負担を増大させています。

     

    なぜ「現代病」と言われるのか

    「TCH(歯の接触癖)」の蔓延
    本来、人間の上下の歯が接触している時間は、食事や会話を含めても1日合計20分程度と言われています。
    しかし、PC作業やスマートフォン操作に集中すると、無意識に上下の歯を触れ合わせる「TCH」という癖が出やすくなります。
    弱い力でも長時間続けば、あごの関節や筋肉は疲弊しきってしまいます。

    ストレス社会と食いしばり
    強いストレスを感じると、人は無意識に食いしばることで緊張に耐えようとします。
    特に睡眠中の歯ぎしりは、自分の体重の数倍もの力がかかると言われており、関節を破壊する大きな要因となります。

    姿勢の崩れ(ストレートネック)
    猫背や前かがみの姿勢が続くと、下あごの位置が後方に押し込まれ、関節内のクッション(関節円板)を圧迫します。
    スマートフォンの普及による「スマホ首」は、現代の顎関節症急増の隠れた要因です。

     

    見逃さないでほしい「顎関節症の主な症状」

    顎関節症は、大きく分けて「3つの代表的な症状」があります。
    これらが一つ、あるいは複数重なって現れるのが特徴です。

     

    ① あごが鳴る(関節雑音)

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    口を開け閉めする時に「カクッ」「ポキッ」と音がしたり、砂利を踏むような「ジャリジャリ」という音が聞こえたりします。
    これは、関節の中にあるクッション(関節円板)が正しい位置からズレて、骨とぶつかることで発生します。
    ※音がするだけで痛みがない場合も多いですが、進行のサインであることもあるため、注意が必要です。

     

    ② 口が大きく開かない(開口障害)

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    通常、指を縦に3本並べて入るくらい(約40〜50mm)開くのが正常ですが、それが困難になります。

    ある日突然開かなくなった(クローズドロック)

    何かが引っかかっているようで開けにくい

    無理に開けようとすると痛む


    といった状態です。
    食事だけでなく、大きなあくびや歯科治療そのものが困難になることもあります。

     

    ③ あごや周辺の痛み(関節痛・筋肉痛)

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    口を動かした時に、耳の前あたり(顎関節)や、頬の筋肉(咬筋)、こめかみ(側頭筋)が痛みます。


    関節の痛み
    指で耳の前を押さえて口を開けると痛みが走る。

    筋肉の痛み
    食べ物を噛む時にあごが疲れやすく、鈍い痛みを感じる。

     

    放置すると広がる「全身への随伴症状」

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    あごの筋肉は首や肩、頭の横の筋肉と連動しているため、悪化すると以下のような全身の不調として現れることがあります。

    慢性的な肩こり・首の痛み

    側頭部が締め付けられるような頭痛

    耳鳴りやめまい

    睡眠の質の低下(朝起きた時の倦怠感)

     

    当院での対処法:マウスピース(スプリント療法)を軸に

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    顎関節症の治療において、当院が最も大切にしているのは「侵襲の少ない(体を傷つけない)治療」です。
    当院では、患者様一人ひとりの歯型に合わせて作成する「ナイトガード(スプリント)」による治療を行っています。

    マウスピースは、ただ作れば良いというものではありません。
    0.1mmの噛み合わせの差が、あごの楽さに直結します。

    当院では私が一対一で、患者様の「あごの動き」や「筋肉の強張り」を確認しながら、納得がいくまで精密にマウスピースの調整を重ねます。
    この「微調整」こそが、症状改善の鍵となります。


    筋肉の緊張を和らげる
    マウスピースを装着することで、噛み合わせの位置を適切に誘導し、過度な筋肉の緊張をリセットします。

    関節への負担を軽減
    睡眠中の無意識な食いしばりや歯ぎしりの力を分散させ、あごの関節を保護します。

    歯を守る
    強すぎる噛みしめによる歯の摩耗や、詰め物の破損も同時に防ぎます。

     

    「原因不明の体調不良」が改善することも

    「あごを診てもらいに来たのに、長年悩んでいた肩こりや頭痛が軽くなった」

    そんなお声をいただくことがよくあります。

    あごの関節は、首や肩の筋肉と密接に繋がっています。
    顎関節症を改善し、噛み合わせのバランスが整うことで、全身の緊張が解け、随伴していた不調が和らぐケースは少なくありません。
    私たちは、あなたのお口を「全身の健康の入り口」として捉えています。

     

    顎関節症に関するよくある質問(FAQ)

    Q. あごが「カクッ」と鳴るのですが、痛みがない場合も治療が必要ですか?
    A. 音が鳴るだけで痛みや開口障害がない場合、すぐに治療が必要なわけではありません。
    しかし、それは関節の中のクッション(関節円板)がズレ始めているサインでもあります。
    放置すると将来的に痛みが出たり、口が開かなくなったりすることもあるため、一度検診を受け、現状を把握しておくことをお勧めします。
    Q. 顎関節症は、歯科医院で相談して良いのでしょうか?
    A. はい、もちろんです。
    顎関節症は、噛み合わせや歯ぎしり、お口周りの筋肉と密接に関わっているため、歯科医院が専門窓口となります。
    当院では精密な診査を行い、マウスピース治療や生活習慣のアドバイスを通じて改善を目指します。
    Q. マウスピース(ナイトガード)を付けると、どのような効果がありますか?
    A. 主に3つの効果があります。
    1つ目は、睡眠中の無意識な食いしばりや歯ぎしりの力を分散し、関節への負担を和らげること。
    2つ目は、噛み合わせの位置を適切に誘導し、筋肉の緊張をリセットすること。
    3つ目は、強すぎる力から歯そのものが削れたり割れたりするのを防ぐことです。
    Q. 市販のマウスピースと、歯科医院で作るものは何が違うのですか?
    A. 市販品はご自身で型を採るため適合が甘く、逆に噛み合わせを悪化させて顎関節症を進行させてしまうリスクがあります。
    歯科医院では、プロが精密に型を採り、0.1mm単位で噛み合わせの調整を行います。
    顎関節症の治療において「適切な調整」は不可欠であり、歯科医院で作るオーダーメイド品が最も安全で効果的です。
    Q. マウスピースは一生使い続けなければなりませんか?
    A. 症状が強い時期は毎日装着していただきますが、症状が落ち着いてくれば、装着頻度を減らしたり、卒業したりできるケースもあります。
    ただし、食いしばりの癖が強い方や、再発を防ぎたい方は、就寝時の習慣として長く愛用されることも多いです。
    Q. 食いしばりの癖を治す方法はありますか?
    A. 日中、無意識に上下の歯が触れていることに気づいたら、スッと歯を離す「リマインディング(意識付け)」が効果的です。
    また、あご周りの筋肉のストレッチやマッサージも有効です。
    当院では、マウスピースと並行して、ご自宅でできるセルフケアの方法も丁寧にお伝えしています。
    Q. 肩こりや頭痛も、あごが原因のことがあるのでしょうか?
    A. 大いにあります。
    あごを動かす筋肉は頭の横や首、肩と繋がっているため、顎関節症による筋肉の緊張が引き金となって「緊張型頭痛」や「慢性的な肩こり」を引き起こすことがよくあります。
    あごの治療を始めたら、長年の肩こりが楽になったという患者様も多くいらっしゃいます。
    Q. ストレスがあごに影響すると聞いたのですが…。
    A. ストレスを感じると人は無意識に食いしばり、全身を緊張させます。
    特にお仕事が忙しい時期や、環境の変化がある時期に顎関節症が悪化する方は非常に多いです。
    お口のケアだけでなく、リラックスできる時間を作ることも、顎関節症治療の大切な一環です。
    Q. 顎関節症の治療は保険が効きますか?
    A. 基本的に、顎関節症の診査、診断、およびマウスピース(スプリント療法)による治療は保険診療の範囲内で行うことができます。
    まずは現在のお困りごとをご相談ください。

     

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